等待出擊的劇情簡介 · · · · · ·
新宿・歌舞伎町。スナック「カシュカシュ\"のマスター郷田克彥の前に、ヤクザに追われている女が現れる。女の名はヤン・メイラン、臺灣人である。その頃、外では桜道會系戸井田組々長が銃殺される事件が発生し、新宿署のマル暴刑事・軍司が捜査を開始していた。殺人現場にはVHS-Cビデオのアダプターが殘されていたが中身のテープはなかった。一方「カシュカシュ\"では20年間続いたこの店の閉店パーティが行われており、克彥のかつての全共闘の同誌である季律子、秋川、三宅らが集っていた。中にはメイランの姿も見え、実は彼女がベトナム難民であり、偽造パスポートを持つ密國入者であることが判明する。逃走のためのパスポートを取りに店を出たメイランは、戸井田組に追われるが克彥はそんな彼女を救出するのだった。一方、事件を追う軍司は、戸井田組がタイの女にパスポートをネタに売春させ、その女に組長が殺されたらしいことと、女がビデオテープを持っていることをつきとめた。時を同じくして香港ヤクザが戸井田組々員を殺害する事件が起り、そこで軍司はビデオテープを発見する。それは桜道會桜田のフィリピン女の殺人シーンだった。メイランは克彥と仲間に戸井田に脅され、犯されそうになった時、銃が暴発して戸井田を殺してしまったことを打ち明ける。そして対策を練っていた時、秋川が香港ヤクザに殺されてしまい、メイランもさらわれてしまう。克彥は一人でメイランを救出することを決意する。そんな克彥と行動を共にする季律子。リボルバーを手に香港ヤクザのいるフィリピンパブへ向う二人は、ヤクザと警察を向うに激しい銃撃戦の末、メイランを無事逃がす。そして、負傷した二人は互いを支え合いながら薄れかける意識の中で笑い合うのだった。